書道の魅力

綺麗な字を書けたらいいと思いませんか?

結婚式を始めとする冠婚葬祭にご参加される際など、「しまった!」と思われたことはありませんか?

ご祝儀袋や芳名帳にご自分のお名前を書く。

筆ペンを使って書くだけなのに緊張してしまい、「あぁ、きれいな字が書けるように練習しておけばよかった」と思われる方は少なからずおられるのではないでしょうか。

筆を使って字をきれいに書く勉強は、小学校の習字の授業で経験しているのですが、その後は多くの方が筆や墨とは無縁の生活を送っています。

では、なぜ筆で文字を書くのでしょう。

書道とは

書道とは字の通り「文字を書く道」。

筆に墨を付け、紙に文字を書く。

単なる伝達記号でしかない文字に、美しさなどを付け加え、自分の中にある思いや自分自身を表現する、そんな芸術活動です。

そして筆や墨は、その表現力を最大限に生かしてくれる、日本古来の道具なのです。

書に必要なもの

書道の世界には「文房四宝」という言葉があります。

これを言い換えると「筆墨硯紙」、つまり書道に必要な道具を指します。

現代では墨を磨って書くことが減ってきましたので、筆・墨汁・紙が必須となります。

専門店に行ってみると、その3つの道具にも様々な種類が存在していることに気づくでしょう。

それは、文字を美しく表現するために、先人たちが様々な道具を作り続けてきたからです。

まずは習字の授業で使った道具を揃えてみましょう。

大人なのに子どもと一緒の道具では恥ずかしい、なんて思う必要はありませんよ。

我々が普段書いている「楷書」と呼ばれる文字を書くには、それが適しているのですから。

茶色の馬の毛で作られた筆。

半紙と呼ばれる約25cm×33cmの白い紙。

あとは適量の墨汁を買い揃えましょう。

書道を学ぶには

昔と違って小学校でも習字の授業は積極的に行われていませんし、町の書道教室も見かけられなくなりました。

それでもお手本と道具さえあれば、始めることが可能です。

まずはまっすぐな線を描くところから。

「トメ・ハネ・ハライが大事ですよ」そんな言葉を先生から教えられた記憶がよみがえってくると思います。

続けていくうちに理想の線が引けるようになり、自分の書きたい文字が分かってきます。

だんだん、文字を書くことが楽しくなってきますよ。

それでも我流で学ぶには心細い、という方はカルチャースクールを利用してください。

 

筆を手に取り、紙と向かう。

そこにあるのは字を書く時間ではなく、自分との対話の時間。

忙しい現代、そんな贅沢な時を過ごしてみませんか?